日本シリーズ【第164話】

38年ぶりの日本シリーズ優勝を見ながら、
1998年の私は
「続けること」の力について考えていました。

サラリーマンを続けながら、
自分の人生にもう一度挑戦する。

そのための準備について綴っています。

人生にもう一度挑戦する

いま(1998/10/19)日本シリーズをやっている。

本年は横浜ベイスターズと、
二年連続出場の西武ライオンズ、
両者の戦いになった。

横浜ベイスターズは、
大洋ホエールズから
名前もイメージも一新したが、
なかなか優勝できなかった。

38年ぶりで
ペナントレースを勝ち抜き、
セントラルの覇者となった。

38年とはもの凄い年月だ。

人の一生でも、
かなりのドラマがあるだろう。

それこそ38年の間に
亡くなってしまう人もいるだろう。

人間その気になって38年間、
たったひとつでもいいから
情熱を持って真剣に続けたら、
­一角(ひとかど)のことは
絶対にできると私は信じる。

私と同年代のサラリーマンは、
38年とまではいかなくても、
30年近くの寿命はあるはず。

青年のような志を持って、
もう一度生きる証­(あかし)に
挑戦してみたらどうか。

そのためにサラリーマンを、
すぐに辞めてしまうことはできない。

サラリーマンをやりながら
コツコツと準備するのだ。

かといって
準備期間はそんなに長いのは駄目だ。

早すぎても良くない。

早くて2、3年、
長くて7年くらいだろう。

つまり遅くとも55歳までには、
自分の人生に再チャレンジする。

そのまま行ったって、
自分の一生は一生だ。
だったら、
自分で納得のできる一生をすごしたらどうか。

サラリーマンで終わるのに
満足している人は、
定年になったら
間違いなく人生を終えてしまう。

あまりにもつまらない、
とは思わないか。

歴史に爪跡を残せとまではいわないが、
せめて自分の全身全霊を
何かに傾注してみてはどうか。

サラリーマンの仕事に、
全身全霊を傾けてしまったからいまさら、
という人には、
ご苦労様というしかないのだが。

現代は、
その気になれば何度でも人生を送れる。

本人の心構え次第だと思う。

執筆日:1998/10/19(月)

編集後記

28年前の私は、
サラリーマンを続けながら、
もう一度自分の人生に挑戦しよう
と考えていました。

今読み返しても、
「準備をしながら挑戦する」
という考え方は大切だと思います。

人生は一度きりでも、
生き方は変えられるのだと思います。

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