ギター【第102話】

趣味は
人生を豊かにしてくれる
大切な存在です。

第102話では、
中学生の頃に出会ったギターとの
思い出を振り返っています。

一つの趣味が
人生に与える影響の大きさを
改めて感じる内容です。

人生を豊かにしてくれた趣味

ギターとの出会いは、
35年前。

私が中学生のときだ。

トランジスターラジオから流れた、
ビートルズに魅せられて始めた。

当時ギターを始めた
ほとんどの人たちが、
ベンチャーズという
インストルメンタルグループの
模倣からスタートした。

他にもたくさんのグループがあった。

しかし手本は圧倒的にベンチャーズだった。

私は高校、大学と
シンガーソングライターを目指すでもなく、
中途半端にギターと戯れていた。

自分で作詞作曲をして、
一人で楽しむ、
今でいうオタクだった。

ギターを最初に買ってもらったのは、
高校入学のときだった。

公立高校へ入れたので、
母親が褒美に買ってくれた。

いわゆるクラシックギターであった。

まだエレキギターや
フォークギターは高価で、
生産数量の多くて割安な
クラシックギターになってしまった。

そして、
間もなくして、
夏のアルバイトで稼いだ金で、
確か中古だったと記憶しているが
エレキギターを買った。

意気揚々とバンドを組んだが、
楽器演奏ばかりだった。

私は歌もやりたかったが、
メンバーにはっきりとした目標もなかった。

そのうちに、なんとなく解散してしまった。

それからしばらくは、
ギター一本と、
当時では珍しかった、
二重録音のできるテープレコーダーを
頼り(私は楽譜が読めない、書けない)に、
作詞作曲が始まった。

当時吹き込んだ歌は
オープンリールテープなので、
現在再生機器が少なく、
聞き直すことは難しい。

ギターというのは、
簡単で手軽に購入できる。

ちょっと覚えれば、
簡単な歌などその日にも弾けて、
歌えるようになる。

音楽などにはまったく縁遠かった私を、
とても身近なものにしてくれた。

いまは週に一、二度、
15分くらいギターを握る。

ボケ防止のためだけではないのだが。

執筆日:1998/08/18(火)

編集後記

長く続けている趣味は、
不思議と人生の節目ごとに
寄り添ってくれます。

上手に演奏することよりも、
今もなお楽しめることに
価値があるのだと思います。

趣味を持つことの大切さを
改めて感じました。

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