敬老の日に人生を考える【第129話】

「敬老の日」は、
高齢者を敬う日として知られています。

第129話では、
年齢を重ねることの意味や、
いつまでも生き生きと働き続ける人の姿を通して、
「歳を重ねること」の価値について考えています。

人生を前向きに楽しむことの大切さが伝わる一篇です。

年齢よりも大切なもの

明日(執筆日:1998/09/14)は
敬老の日で祭日となっており、
ありがたくも骨休めができる。

昔は人生50年と言っていた。


その当時に敬老の日があったら、
それこそ、
今の私の年齢(48歳)であれば、
そろそろお祝いを受けなければ
ならないところだ。

現代の50前後は、
まだ敬老の日にお祝いを受けるような
歳­(とし)ではない。

年々男女の平均寿命が伸びており、
日本は世界一の長寿国になった。

一体いくつになったら
老人というのだろうか。

いまの60代はかなり元気だ。

70代くらいから老人と呼んでも良いのだろうか。

私の岳父はまさに70歳だが元気である。

現役のタクシー運転手である。

ゴルフをやっても200ヤード以上は飛ばすし、
非常にお洒­落(しゃれ)でもある。
老人とは呼べない。

もちろん肉体的なこともあろうが、
ある年齢をすぎると精神年齢が、
実質年齢に大きく影響するものだと思う。

自分自身が70代になったとき、
果たして岳父のように若々しくいられるだろうか。

人生をエンジョイする人ほど、
いつまでも若々しくいられるような気がする。

なぜならば、
現役のときは元気いっぱいだった人が、
リタイアすると急に老けこむ、
という話をよく聞くからだ。

それは、
仕事以外することがなかったり、
他のことをしても、
仕事ほどの情熱を持てなかったりする
ために起きる現象ではないだろうか。

仕事を続けられれば良いのだが、
オーナー社長や自営業でもない限り、
70代まではなかなか
働かせてはもらえないのが現状だ。

岳父のように、
いくつになっても続けられる仕事
がある人は幸せである。

彼は車の運転が大好きで、
仕事をエンジョイしている。

私も書くことをエンジョイできるよう、
いままさに勉強中だ。

このままサラリーマン生活と
クロスオーバーさせ、
生活基盤もろとも
自然体で移行させられれば最高なのだが。

執筆日:1998/09/14(月)

編集後記

平均寿命は延び、
人生100年時代と言われるようになりました。

だからこそ、
年齢だけではなく、
「何を楽しみながら生きるか」が
以前にも増して大切になっているように感じます。

年齢を重ねることを
前向きに受け止められる生き方
を目指したいものです。

👉第130話はこちら
有終の美を飾るということ|最後まで力を出し切るために