「もっと早く始めていれば…」
そう思うことは誰にでもあります。
第140話は、
自分の人生を振り返りながらも、
「今からでも遅くない」
と未来へ向かう決意が込められた一篇です。
人生は、今からでも本気になれる
私たちの年代、
すなわち団塊の世代
(現在50歳前後:執筆時は1998年)は、
総じて
中途半端な生き方をしてきた人が
多いのではないか。
と思うのは、
私ひとりの偏見か。
時代、環境のせいにするわけではないが、
団塊の世代は層が厚く、
あらゆる人生の節目で競争を強いられてきた。
一途(いちず)に打ちこみたいもの
を発見している暇がなかった。
裏腹に、
学生運動に走り、
その延長線上で
人生を踏みはずしてしまった一部の人たちもいた。
また、
その他大勢的な感覚から逃れられず、
自分自身の存在価値を見出せないまま、
ここまできてしまった人も多いだろう。
そして、
いま不況の煽(あお)りを受けて
会社ではお荷物になっている。
課長、部長にもなれず、
下手をすると
定年前に肩たたきにあう可能性すらある。
しかし、
団塊の世代諸兄よ、
よーく考えて欲しい。
団塊世代の人口は、
圧倒的に多いのだ。
マジョリティ(多数派)である
のを忘れないことだ。
極端な話、
この世代だけをターゲットに商売しても、
成功する可能性は充分にある。
いまからでも遅くはない。
一途にやれることを真剣に探せ!
情熱を持って、
ライフワークにできることを探せ!
いまライフワークをみつけた私は、
一心不乱に突き進んでいる。
私のような、
中途半端な生き方をしてきた者にできて、
あなたにできないわけがない。
真剣に悩み、
探せば絶対に道は開ける。
何しろ実行(やる)ことだ。
それがなければ何も始まらない。
何も始まらなければ、
いつまで経ってもあなたの人生も変わらない。
変えられない人生は、
生き延びるには苦しい。
私は中途半端な人生をテーマにした小説を、
いつか書きたいと思っている。
私の人生が、
まとまりある人生に変わるのを願って。
執筆日:1998/09/25(金)
編集後記
年齢を理由に諦めてしまうことは簡単です。
しかし、
人生は何歳からでも
新しい目標を持つことができます。
過去を悔やむよりも、
今日から何を始めるか。
その積み重ねが
未来を変えていくのだと思います。
👉第141話はこちら
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