経済面、健康面、老後。
これらはサラリーマンでなくとも
将来の不安材料の筆頭と言えるでしょう。
「どうにかなるさ」は昔の話で、
「どうにもならんぜ」が今、
この時なのかも知れません。
経済・健康・老後
サラリーマンにとって、不安は様々ある。
意識の大小はあるだろうが、
今のように不景気な時代、
何よりも経済的な不安だと思う。
昇給はなく、
ボーナスも月々の補充に回ってしまうようでは、
家族が食べて、子供を最高学府に行かせると、
老後の蓄えなどほとんどなくなってしまう。
年金も生活の足しくらいにしかならない。
いつまでたっても
経済的な豊かさは感じられない。
「どうにかなるさ」は昔の話で、
「どうにもならんぜ」が現代だ。
意外と世のサラリーマンたちは、
このことをあまり切実には
意識していないようだ。
老後の不安は、
経済面より健康だと思っている人はかなり多い。
身体を壊したらおしまいだと思っている。
たしかにそれもある。
しかし健康でも、
金はなく、
職がなく、
家族の援助もなく、
ないものづくしになってしまったら、
身体も壊れてしまう。
経済観念なくして、
老後の快適な生活は保証されない。
子供に対する不安、
親に対する不安、
職業に対する不安、
夫婦関係に対する不安、
等々。
不安を抱えながらも、
日々の生活に追われ、
気がついてみると、
そろそろ定年か、
という時の流れが一般的ではないだろうか。
サラリーマン解放のひとつは、
私のように経済的な意味も含めて、
隷属的な仕事から独立して、
自分の意志で転職するというケース。
もうひとつは、
定年になって
サラリーマンを解放されるという、
ごくオーソドックスなケース。
さらにリストラ、
解雇というケースもある。
予定通りの、
もしくは突然の解放ではなく、
積極的に自分自身の手で
解放運動を実行しないと、
真の解放感は味わえない。
それどころか、
不安だらけになってしまうだろう。
社会生活で不安が生じるのは、
与えられた目標だけで生きている結果
ではないだろうか。
執筆日:1998/05/25(月)
編集後記
28年前に予想していた通りになったのが今。
益々大変な時代に入っています。
特に最近、
不安を加速しているのが国どおしの争い。
もう先のことはあまり考えたくない昨今です。
👉第18話はこちら
タバコ|やめられない理由

