車にはアイドリングがあります。
そして人にも、
気持ちを整える時間が必要なのかもしれません。
第110話では、
車を例えにしながら、
仕事へ向かう心構えについて考えています。
仕事は準備で決まる
いまや省エネ時代を経て、
生活の中で
環境ホルモンまでも
考慮しなければならない時代になった。
そんな中で、
車のアイドリング是非論は、
どう考えたらいいのだろう。
環境を考える上では、
車のアイドリングをできるだけ避けるという、
アイドリングストップに気を遣う必要はあろうが、
あまりに極端すぎれば、
車は早く駄目になってしまう。
実際に車が生産される過程、
不要になったときの処理等を考えると、
車を大事に長く使用することは、
環境をトータルで捉える上で、
非常に大切なことだ。
すなわち何がなんでも
アイドリングストップではなく、
必要以上のアイドリング
を避けろということになる。
アイドルとは、
元々、仕事をしていない、怠ける、
遊んでいる、空回りさせる
とかの意味で、
日本語の「あそび」という感覚がある。
また、
私は準備体操・ウォーミングアップ
の意味合いも感じられる。
物にも、人にも、
あそびや準備体操が必要で、
それなくして長期間の使用には
耐えられないと思う。
サラリーマンも立派な職業なのだから、
それに徹する覚悟の人は、
40年近い長丁場になることを良く認識し、
アイドリングを上手にする必要がある。
出勤するときも
出社時間ギリギリで会社に飛び込むのではなく、
余裕を持って会社に入るほうが良いと思う。
勘違いしないでほしいが、
時間的にたっぷり余裕を持って出社しろ、
ということではない。
時間的には、
せいぜい15分前に出社すれば充分だろう。
私が言いたいのは、
気構えのことである。
気持のアイドリングを充分にしてから、
日々仕事に臨むのと、
不十分な内にスタートするのとでは、
数段の差があるはずだ。
自分の気構えを整えるためには、
早寝早起きはおおいに役立つと思う。
早起きで充分なアイドリングをしよう。
執筆日:1998/08/26(水)
編集後記
忙しい毎日だからこそ、
少し立ち止まって
気持ちを整える時間
を持ちたいものです。
慌ただしく一日を始めるより、
心に少し余裕を持つだけで
仕事への向き合い方も変わってきます。
今でも大切にしたい考え方だと感じました。
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リストラされる時代をどう生きるか|不安ではなく準備が未来を変える

