飲み会は、
本当に仕事に必要なのだろうか。
サラリーマンの世界では、
「ノミニケーション」という言葉が
当然のように使われている。
しかしその実態は、
本当に意味のあるものなのか――
改めて考えてみたい。
サラリーマンの人間関係の本質
飲んではかるコミュニケーションを、
ノミニケーションと言ったりする。
酒好きな人が命名したのだろう。
どう考えてみても、
飲兵衛(のんべえ)に都合が良い表現としか思えない。
サラリーマンの間では、
ノミニケーションは非常に大事だ、
という考えの人が多いのではないか。
必要性はあると思うが、
私は非常に大事だとは思わない。
取り引き先とのノミニケーションは
大事だろう。
つまり、通常、仕事以外での
コミュニケーションが少ないからである。
しかし、仕事で四六時中やり取りがある仲間との
ノミニケーションは、
いっしょに飲んだところで、
とどのつまりは愚痴をこぼしたり、
慰めあったりするだけだ。
仕事の解決策をみい出すような話にはならない。
それに、
もし飲むだけで仕事の問題が解決するならば、
昼間仕事をする必要性や成果が問われてしまうだろう。
我々の世代でも、
酒に対する考え方は何通りかあって、
・何がなんでも飲むタイプ
・必要に応じて飲むタイプ
・できるだけ飲みたがらないタイプ
・絶対飲まないタイプ
とある。
何がなんでも飲むタイプは、
嬉しいにつけ、
悲しいにつけ、
要は毎日飲む。
大体決まった顔ぶれである。
必要に応じて飲むタイプは、
飲めばスムースに話ができると感じたり、
職場での宴会等全員参加的な席には出席して飲む。
一番多いタイプかもしれない。
次にできるだけ飲みたがらないタイプは、
職場での宴会などにもほとんど出ない。
最後の絶対飲まないタイプは、
何しろ飲んでいる姿をみたことがない。
非常に少ない。
私はどちらかといえば、
必要に応じて飲むタイプだ。
そういう意味では、
必要なしと思えば、
絶対飲まないタイプにもなってしまう、
ということになるのかもしれない。
執筆日:1998/06/16(火)
編集後記
飲み会という場は、
人によって価値が大きく異なるものです。
大切なのは、
「必要だから参加する」のか、
「流されて参加する」のか。
その違いを自分で見極めることが、
働き方の質を変えていくのだと思います。
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