ストレス【第34話】

ストレスは、サラリーマンにつきものだ。

いや、
人生そのものに、常に付きまとうものなのかもしれない。

そうであるならば、
避けるのではなく、
どう付き合うかを考えるしかないのではないだろうか。

常にあるもの

サラリーマンのストレスは、
枚挙にいとまがない。

月曜病といった、
病気にまでなってしまった者もいるくらいだ。

ごく普通の神経の者でも、
途切れなく長く続けば
今日は会社に行きたくないな、
と感じることが一度や二度は起こるだろう。

でも会社に行ってしまう、
行かなくてはならない。

こんな些細(ささい)な気持ちの連続が、
ストレスとなって
身体を何らかの形で蝕(むしば)んでいく。

それが精神面で出てくる人もいれば、
脳­溢­血(のういっけつ)などのような病気となって、
直接身体に大きな影響を受ける人もいる。

私のアトピーなども、
医者に言わせると、
「原因はハッキリしない、
 ストレスからくる可能性が強いですね」
というのだ。

又、最近肩が痛くて整形医にみてもらった。

リハビリ、経口薬、注射、
すべて何の役にもたたず、
これもストレスからきているのではないか、
と思っている。

能天気の人は、
サラリーマンで成功するのではないか。

その日の内に、
酒でストレスを浄化できる人も、
成功するタイプかもしれない。

これらも能力といえば能力だろう。

感情の起伏に富むのが人間だと思う。

しかし必要以上に
仕事、職場、人間関係等のストレスが重なると、
自然な感情の起伏に異常をきたすのだろう。

どちらかに偏ってしまったり、
起伏のサイクルが短く頻繁になったり、
かなり厳しい状態にまでなる。

しかし、
サラリーマンを辞めれば
ストレスがなくなるわけではない。

むしろ逆の人もいると聞く。

いまの時代、
どんな境遇であっても独立独歩の精神を、
大いに磨いておかなくてはいけないと思う。

私にできるのなら、
あなたにもできる。

年齢はあまり考えないで良いのではないか。

明日に向かって何か目標をたて、
まっしぐらに突き進んでみるのに。

執筆日:1998/06/11(木)

編集後記

時代が進むほどに、
私たちを取り巻くストレスは
増えているように感じます。

だからこそ、
先を見据えた目標を持ち、
今をしっかりと生きることが、
より重要になっているのではないでしょうか。

👉第35話はこちら
図太さと愚かさの違いとは|サラリーマンに必要な本当の強さ