子供に対する親の責任は
夫婦間との絡みで
ややこしくなることがあります。
成長の早さと親の責任
「子はかすがい」というが、
現代の夫婦間では死語に近いだろう。
子供のために
離婚を我慢しようなどという、
夫婦は少ないようだ。
今や自分の稼ぎを楯に、
いつでも別れられるのよ、
とでも言いたげに、
わがもの顔で夫を尻の下で潰している。
かたや
慰謝料などいくらでも払ってやる!
と自分の不満解消に走る夫。
子供の悲しみをそっちのけにした
身勝手な夫婦喧嘩。
まさしく
子供よりも自分のことだけだ。
昔のように、
子供の犠牲になれというような、
陰湿な要求をするつもりはない。
かすがいとまではいかなくても、
せめて自分たちの間を取り持つ
かけがえのない存在、
ということを
今一度認識してもいいのではないか。
しかし子供の成長は驚くほど早く、
あっという間に遠くへ行ってしまう。
親の記憶は、
小さいころに抱きしめ、
頬ずりしたころからそれほど経過していないが、
子供は成長とともに、
猛スピードで親を疎ましく感じ始める。
ここに大きな距離感のズレがあり、
様々な形でトラブルの原因になったりする。
私は、
子供に対する責任は学校を出るまで、
と考えている。
高校卒業で社会に出ていくというのなら、
そこまで。
大学まで進むのなら、
大学卒業まで。
中学卒業で、
世の中に出たいといえば、
それもそこまで。
世の中に出たら、
自分ですべての責任を負わなければならない。
法律的な年齢よりも、
そこで親子間のけじめをつけるべきだ。
今の私は、
まだ子供に責任がある。
息子も娘も、
学業を終えるまで
かなり時間がかかりそうなのだ。
執筆日:1998/05/31(日)
編集後記
結局、親子の関係は
いつまで経っても消えないし変わりません。
無意識のうちにも
今も子供に対する責任は感じています。
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