サラリーマンの夏休みはなぜ短いのか【第77話】

夏休みが近づくと、
人は少しだけ未来を考える。

旅行、帰省、休養――。

限られた休暇の中で、
「本当にやりたかったこと」を
思い出す人も多いのではないだろうか。

忙しい毎日の中で、
立ち止まって考えられる時間は、
実はそれほど多くないのかもしれない。

限られた休暇の中で、人は未来を考える

もうすでに、
学生は夏休みに入っている。

サラリーマンにとって夏休みは、
土・日を含めて一週間前後か。

むかしより増えたとはいえ、
長くても十日間くらいである。

皆、いっせいに、
休みの間に普段できないことをする。

家族で旅行したり、
帰省したり、
海外旅行をしたりする。

休みが終わるやいなや、
疲れきった身体­を残暑に酷使すべく、
満員電車でつかの間の休息から引きもどされる。

本日、
新しい自民党総裁が決まった。

サラリーマンにとって、
いま最大の問題は不景気。

景気が回復しないことには夢も希望もない。

そんな中で、
国民の期待感があまり高くない人物が、
新しい総裁として選出された。

組織内の論理が優先され、
一般国民との感覚に距離があるようにも感じる。

さらに、
今回の党幹部人事を見ても、
すぐに生活が大きく良くなるという期待感は、
正直あまり持てなかった。

どうなっていくのだろう。

凄まじく暑い夏の日に、
もう少しましな話題がないものか。

私は、
今年の夏休みに、
できれば300枚程度の長編にいどんでみたい。

何冊も買いこんだ小説作法、
文章作法とかの本も、
できればじっくり読んでみてから書きたい。

しかしたった3日では、
さわりの30枚から50枚も書ければ
いいところだろう。

あと、
超短編に再度チャレンジしようと思っている。

さらに中編の推敲をすませ、
九月締めきりの文学賞に投稿できるよう準備する。

いよいよ具体的な行動に入っている。

私は夏休みを、
自分にとってできるだけ有効活用したい。

休みの前には
たくさんやりたいことを考える。

実行するのは、
いつもごく一部だ。

執筆日:1998/07/24(金)

編集後記

長いようで短い夏休み。

結局、
予定していたことの一部しか
できないことも少なくありません。

それでも、
「何かを始めよう」と考える時間そのものに、
意味があるのだと思います。

人生は、
そうした小さな積み重ねで
少しずつ変わっていくのかもしれません。

👉第78話はこちら
家庭菜園のように人生も育てていく|小さな自給自足と、物書きとしての種まき