ボーッと過ごそうが、
大切に過ごそうが、
休日時間は無表情で過ぎて行きます。
自分で有効活用できるか否かが、
解放を実現できるか否かの分かれ道になります。
改めて、休みの日の過ごし方を考えてみました。
解放に向かう王道の日
明日は土曜日。
「ちょっと一杯行こうか」
の声を聞かないように帰宅した。
金曜日につかまると
遅くなるのはあたり前。
はしごになり、
土曜休日を無駄にしてしまうからだ。
私は、
サラリーマン稼業から
自由な仕事へ転職しようと決心した。
そのとき、改めて休日を大切にしようと思った。
かつて微塵(みじん)の躊躇(ためら)いもなく、
無為に過ごしてきた土曜日・日曜日。
いまや私には、
サラリーマン稼業から抜け出す準備時間という、
宝石をちりばめた貴重で重厚な日々になった。
丸2日の休日は、
かなりのことができる。
1日正味10時間くらいであるが、
平日の2、3時間に比べたら、
休日の1日で平日の3日~5日分。
休日2日で、
実に1週間~10日分となる。
こんなに差があるのかと、
愕然とした。
この2日を活かさない手はない。
というよりも、
いかに有効活用できるかが、
サラリーマン解放に成功するか否かの鍵となるだろう。
私はこの2日間を、
書いた小説やエッセイの推敲(すいこう)と、
書くための読書、
もちろん創作にも向けている。
私が物書きになる、
と決めてからひと月半になる。
ここ2、3日、
最初のあふれ出るような創造力が
やや薄れてきたように感じている。
しかし原因はハッキリしている。
毎日遅くまで書いて、読んで、
睡眠不足になっているせいだ。
無理が出てきているのは明らかだった。
やはり充分な睡眠も必要だろう。
今日はできるだけ早く眠ることにした。
明日の土曜日は、
いつもと同じように起床し、
できるだけ朝早くから書くことに専念しようと思う。
妻も娘も出かける予定なので、
かなり集中して書けるのではないか、
といまから期待している。
長い道程(みちのり)なので、
焦らず、しかしゆったりとはせず、
持久力と集中力を
上手にコントロールして行かなくてはならない。
サラリーマン千日解放は、
自己解放でもあるのだから。
執筆日:1998/05/15(金)
編集後記
休日を宝石と表現しているが、
焦りもにじんでいます。
持久戦と知りながら、
早く抜けたい気持ちも隠せません。
しかし、この揺れが千日を支えるんです。

