勉強【第8話】

サラリーマンになってまで、勉強?

学生時代のくせが抜けず、
形だけやっても何の効果もありませんでした。

毎日習慣化できるかどうか、
がサラリーマン解放へのカギ。

毎日習慣化

サラリーマンになってまで勉強か、
と思うこともある。

そしてその内容は、
従事している仕事関係の事柄が
圧倒的に多いのではないだろうか。

方法は、
通信教育などによる独学、
街の夜間専門学校へ通う、
などというのが一般的であろう。

現在私がいる会社は、
とても社員教育に熱心である。

社長の勉強好きが反映されているようだ。
会社に講師を呼んで開いている英会話教室、
定期的に年一回実施されている通信教育講座、
単発の専門講座等、
バラエティにも富んでいる。

私は通信教育を平均して、
同時に二、三講座受講する。

いつも最初はやる気満々で臨む、
教材が届くまでは。

そして知らない内に時間は経(た)ち­、
気がつくと締めきりギリギリになっている。

あわてて六ヶ月講座を二日間で仕上げる、
などという繰り返しであった。

実は何ひとつ勉強になっていないのだ。

なぜなら既に、
会社と自費で
約50前後の通信教育を受講している
にも拘­(かか)わらず、
私の頭に残っているものも、
実際に役立っているものもない。

こつこつやる、
ということに対する効果は十分認識しているが、
実践する持久力に私は欠けている。

このコラムエッセイを、
既に8日間も書き続けているのはたいしたものだ。

今までとは違う自分に驚き、

これは本物だ!
と自分でも思い始めている。

そんなレベルなのだから。

勉強とは違うが、
最近経済新聞を読むのがとても苦痛だ。

今までになかったことだが、
これも継続できていない証拠だろう。

若いころは、
むしろすすんで読んでいたような気がするのに、
今は仕方なく読んでいるようにさえ感じる。

人生これみな勉強、死ぬまで勉強。
と言われるように、
少しずつ積み重ねてゆくしかない。

それこそ毎日習慣にするしか王道はない。

そして、
私にはそれをやるしかないと腹をくくった。

執筆日:1998/05/16(土)

編集後記

ここには自己否定と自己肯定が混在しています。
継続への不安は、常に背後にありました。

しかし、「これは本物だ!」と言って
自分自身を励ましているのが
継続へのステップなのです。

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家事手伝い|育児は力仕事