同僚との喧嘩、
上役との喧嘩、
部下との喧嘩、
各部署同士の喧嘩、
サラリーマンの喧嘩は、
結構自己中心で起こるケースが多いものです。
できれば、
スポーツマンシップでカラッと行きたいものです。
なかなかそうは行かないかも知れませんが……
スポーツマンシップでカラッと
仕事も終わり、
外では帰りの挨拶を交わしている社員が
窓越しに見える。
さあ私もそろそろ、
と室内に目を移すと、
もうひとつの現象が見えた。
私の部下が、
他部署の若い課長代理と言い争っていた。
書類の回し方で、
互いの立場を主張していたようだ。
部下は自分の机に戻るなり、
バン!
と書類を叩きつけた。
そうすることで、
憤懣やるかたない自分の気持をぶつけていた。
サラリーマンの喧嘩は、
腕力にものをいわせたらおしまいだ。
口先のうまいほうが有利なのは明らかだ。
また権力ならぬ、
ポストにものをいわせる場合も多い。
誰に向かって言っているのだ、
といった構えでポストを楯にしてくる。
一般的に言って、
サラリーマンがポストの違いに勝てるわけがない。
また、勝てるような会社では、
組織としてはおかしくなってしまう。
ただ、理不尽な言われかたをしても、
反論すらできないことがある。
ストレスがたまり、
喧嘩を繰り返す原因になる。
私生活を職場に持ち込んで、
部下や同僚に喧嘩を吹っかけている
上司をみかけることがある。
自分の気分や感情で、
まわりに当たり散らしている上司もいる。
いずれにしても、
前向きで生産的な喧嘩ではない。
前向きで生産的な喧嘩とは、
どうしたら良くなるか、
言い争った結果、
互いの立場を理解し、
少しでも前へ進めるような喧嘩だろう。
自分の立場だけに汲々として争って、
あとに深い溝を残すような喧嘩はやめるべきだ。
喧嘩はスポーツマンシップにのっとり、
カラッとやりたい。
サラリーマン25年生にもなって、
いつまでも青臭いことを言うなよ。
という声がどこからか聞こえてきそうだ。
それができなければ、
威嚇して口を封じ込めるしかない。
暴力に発展しない程度に。
執筆日:1998/05/23(土)
編集後記
かく言う私も
それがなかなかできない一人でした。
結局、
自分のポストを盾に、
極端な時には威嚇していたのかも知れません。
今となっては、
暴力沙汰にならずに済んだのが
何よりの救いだったと言えます。
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自信喪失|うちのめされた書き手のプライド

